＜建設業許可を取得することのメリット＞

建設業者が建設工事の完成を請け負うためには建設業許可を取得しなければいけません。 この建設業許可を取得するには、建設業の経験が一定期間あることなどが条件となってきます。 建設業許可を取得することのメリットをいくつか紹介したいと思います。

ひとつ目のメリットは信用度を上げることができるということです。 上でも述べましたが、建設業許可を取得するには一定の条件を満たさなければなりません。
そのため、建設業許可を取得していること＝その条件を満たすほどの実力のある業者、 とみなしてもらい信用度を上げることができます。 信用度を上げることができるということは、金融機関への融資申請が有利に働くということです。
金融機関との取引をスムーズに行うためにも、 建設業許可を取得しておくことは経営者にとっては必要不可欠でしょう。

ふたつ目のメリットは業務拡大できるということです。 最近は、コンプライアンスを厳しくチェックする世の中になってきています。 そのため、元請企業は下請け会社、 個人が建設業の許可を取得している方が安心して業務を発注することができます。 さらに、５００万円以上の工事を受注することもできるようになります。

みっつ目のメリットは公共工事の入札に参加できるということです。 公共工事の受注は事業を安定させるためにも必要なことです。 建設業許可を取得することで、経営事項診査を受けることもでき、 公共工事の入札に参加することができます。

これだけメリットのある建設業許可を取得しない理由が見つかりませんよね。 しかし、建設業許可申請の手続きはなにかと面倒なことです。 必要な書類をとりに役所に何度も足を運んだり、何十枚にも及ぶ書類を作成しなければならず、 手間と時間がかかってしまいます。そこで力になってくれるのが行政書士です。 行政書士は依頼者に代わって、書類収集・作成、役所との打ち合わせなどを行なってくれます。 それだけでなく、書類の代理提出までお願いすることができます。 行政書士に頼めば、本来の業務に専念しながらも建設業許可を取得することができますよ。